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リーンスタートアップ:構築ー計測ー学習【書評・感想】

リーンスタートアップ

このブログに何度か登場しているこちらの『リーンスタートアップ』。

まだ、きちんと紹介していませんでした。というわけで、簡単に紹介しておきます。

リーン・スタートアップ

リーン・スタートアップ

  • 作者: エリック・リース,伊藤穣一(MITメディアラボ所長),井口耕二
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2012/04/12
  • メディア: 単行本
 

起業はマネジメントだ。

本書の中で、何度か出てくる言葉です。

だとしたら、どうやってマネジメントすると良いのでしょうか?これが、本書のテーマだと思います。

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構築ー計測ー学習:リーンスタートアップのフィードバックループ

「アイデアを製品にする、顧客の反応を計測する、そして方向転換するか辛抱するかを判断する−−これがスタートアップの基本である。だから、スタートアップを成功させるためには、このフィードバックループを順調に回すように社内の仕組みを調整しなければならない。」(p.18)

アイデアを製品にする:構築、そして顧客の反応を計測し、そこから学習して方向転換するかこのまま続けるかを判断する。

この「構築ー計測ー学習」のループを回す。このループを回せるように、会社を調整する。こういうことが、スタートアップには必要ということです。

 

ピボット(方向転換)

こういったことは言われてみれば、当たり前かもしれません。しかし、本書で興味深いと思ったのは、顧客の反応を計測して、反応が悪ければ、方向転換・ピボットするというところです。

たとえば、Googleは、はじめは検索エンジンのサーバーを売ろうとしていましたが、そののち検索結果の広告を入札式で売るようになりました。「方向を転換」しています。

 

方向転換の判断はむずかしい

始めから思惑通りにうまくいけば良いのですが、アイデアはそもそも仮説だったりします。これを検証してみて、うまくいかなかったときにどうするか。

ここが重要でしょう。

なぜなら、仮説が簡単にうまくいくのであれば、もっと起業して成功している人、会社がたくさんあって良いはずです。しかしそうなっていないのは、仮説通りうまくいかなかったときに、どうするかを判断して、さらなるアイデアや製品をつくることができるかが、むずかしいからでしょう。

 

グロースハック

さらに、成長のエンジンを見つけることについても書かれています。

このあたりを読んでから、『グロースハック』など、グロースハック関連の話を知ると、スタートアップや起業してからの成長につながるような施策を考えて、実行しやすくなるのではないでしょうか。

『グロースハック』「AARRR」モデル。ビジネスを急成長させるエンジン - ビジョンミッション成長ブログ

グロースハック 予算ゼロでビジネスを急成長させるエンジン

グロースハック 予算ゼロでビジネスを急成長させるエンジン

 

 

リーンスタートアップ:言うは易く行うは難し

この『リーンスタートアップ』は、少し分厚い本ですが、言われていることは、そうむずかしいことではないと思います。

ただですね、言うのは簡単ですが、実際に行うのは簡単かというと、それはまた別の問題のような気がします。

たとえば、うまくいかなかったときに、方向転換がうまくいくのか。うまくいくような新たなアイデアが見つかって製品にできるのか。

これが簡単にできるのであれば、成功するスタートアップはもっと多くて良いでしょう。

それでも、学習して、次の製品を構築することにつなげていく。実行する必要があることはわかっていても、できるかどうかはまた別の問題ではありますね。

 

リーン・スタートアップ 

リーン・スタートアップ

リーン・スタートアップ

  • 作者: エリック・リース,伊藤穣一(MITメディアラボ所長),井口耕二
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2012/04/12
  • メディア: 単行本
 

 

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  • 発売日: 2013/10/22
  • メディア: エレクトロニクス